スタッフコラム

Column

何とかしたい「ソアホック」

うさにちは!みみみです♫

今日は私が探究している「ソアホックの改善」について
少しお話してみようと思います。

※この記事は要介護などのうさちゃんは対象外ですのでスルーして下さい。

「ソアホック」ってなに?
簡単に言えば、うさちゃんの足裏の皮膚炎です。

特に後ろ足に多いのですが
初期は、ぱっと見ただけではわからなくて
毛をかき分けるとおハゲが出来てて皮膚が炎症しています。

ちょっと進行すると
ぱっと見ただけで毛が薄かったり、抜けてたり、穴ぼこな感じになっています。

普段から足裏を見る事が出来ない場合は
足裏から血が出てる!!ぐらいまで悪化した状態でやっと気付けるものです。

初期や中期は特に治療という治療をしてくれる病院も少なくて
生活環境の見直しや予防対策をして、悪化しないようにするしかありません。

よく、やわらかいマットの上で過ごさせてあげるのがいいと
イメージしてしまいがちですが、私の意見としては
足裏がおしっこや何かで濡れてしまった状態での放置などに注意し清潔を保ちつつ、足裏がこすれにくい環境にするのがいいと考えています。

足裏の通気性をよくする

弾力や固さ、太さ、間隔などにこだわった素晴らしいワイヤーメッシュすのこを
三晃さんが開発販売してくれていますので、私はケージは三晃さんの
ワイヤーメッシュすのこタイプをイチオシ…激推し!しています。

ワイヤーは痛そうってイメージしてしまいがちですが
弾力や固さや太さや間隔にまでこだわって作られた痛くないワイヤーが一番いいと思います。

おしっこを失敗しても汚れにくい、お水をこぼしても濡れにくい
通気性があってムレにくい、足裏の接地面が少ない
利点が多すぎてこれ以外にある?ぐらいのすぐれものです。

足裏が汚れないようにする

ケージ内がプラスチックすのこや、マットを敷いている場合、
木製巣箱やステップを設置している場合
※チモシーマットやチモシー巣箱も含む
おしっこを失敗したり飲み水が漏れたりする場合や
夏場の湿気の多い時期などは注意が必要です。

うさちゃんの足裏がよごれたり、濡れたりして
次にも書きますが真菌やダニによる炎症を起こす可能性が高いです。

菌やダニ対策

実は初期の感じを見ていると、この対策が一番効果的だと思っています。
真菌系、つまり人間で言う水虫のようなものです。
絨毯やチモマットなどの除菌をこころがけて、古くなったチモマットは
躊躇なく新しいものに交換!これだけで改善した例も多くあります。

こすれ対策

爪が伸びすぎていて、後ろ体重になっている場合に
かかとに重心がかかり、こすれてしまって炎症したり
常に足裏の接地面が広いとじっとしていても
むれたり、こすれたりになってしまいます。

フローリングや畳ですべって遊ぶ子も要注意です。
絨毯であっても、素材によってはこすれるとよくない物があります。


これらの生活環境の改善プラス

食べ物でも対策できるかも!?とただいま検証中です。
細胞は食べたもので作られますからね。

うさちゃんの今までの生活習慣によっては
改善がむずかしい場合もたくさんあります。
その場合は「いいおつきあい」をしていくしかなく
悪化しないように見守ることしかできません。

うさぎとわたしのグルーミングでは毎回足裏のチェックをしています。
本気でソアホック予防や改善をご希望される方には
アドバイスさせて頂いていますので、お気軽にご相談ください。

 

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